いきさつ
1904(明治三十七)年2月10日、日露戦争の始まった年の10月、小笠原島庁の依頼により、東京府の嘱託として、同島に渡航し、各種の資料を集め、同年11月に帰京。
東京の自宅にて19ヶ月をかけて資料調査及び編纂し、1906(明治三十九)年10月出版する。
小笠原諸島現地の詳細な資料として、多くの論文等の参考とされるが、第二次世界大戦にて紛失し、現在では国立国会図書館にマイクロフィルムとして保存されている。
小笠原諸島は1968(昭和四十三)年、アメリカより返還された。
(参考:小笠原諸島(wikipedia))